2025.10.31
みなさんこんにちは!千葉県八千代市にあるシオンジム代表トレーナーの山﨑です!
本日お話ししていきたいことは「四十肩、五十肩」についてです。
40〜50代の方は「最近肩に違和感を覚えてる」や「まさに今その症状…」という方がいらっしゃるかもしれません。
逆に20代の方は「どんな症状なの?腕が上がらない症状なのはわかるけど…」と思われている方が多いかもしれません。
なので本日は四十肩、五十肩を詳しく紹介させていただき、防止策や戻すための方法などを紹介していきたいなと思いますのでよろしくお願いします!
肩関節周囲炎
四十肩、五十肩の正体は「肩関節周囲炎」と言われております。(他にも定義している方はいるかもしれませんがとりあえずここでは肩関節周囲炎の話でいきたいと思います。)
それではこの「肩関節周囲炎」とは何かを説明していきます。
腕を垂直上げるためには実は腕の骨(上腕骨)だけではなく肩甲骨、鎖骨、胸椎という骨が動いて成立します。図だとこんな感じですね↓
そして腕を上げる際に骨の動く順番が存在します。
最初は腕の骨が動いていき、腕の角度が30度に達したあたりから肩甲骨が一緒に動いてきます。
腕の骨と肩甲骨は2:1の割合で動いていくと言われております。
このようにして腕というのは垂直に上がっていくのですが、この腕の骨と肩甲骨が順番に動かなくなっていくと肩の痛み(インピンジメント症候群)や肩関節周囲炎などになっていきます。
では肩関節周囲炎とはどのような動きでなってしまうかというと
先ほど紹介したように「腕の骨→肩甲骨」という順番で動いていくのですが、肩関節周囲炎は
「肩甲骨→腕の骨」
と順番が逆になってしまいます。そうすると通常の肩の機能ではなくなってしまい肩に痛みが走り腕を上げれなくなってしまいます。
「えぇ!?じゃあもう治らないの!?」と思ったあなた!ご安心ください。治ります!
改善方法
肩関節周囲炎の原因はいろいろあり改善方法を全て書くとちょーーーーーと膨大な量になってしまうので皆様がご自宅でも可能なエクササイズを紹介したいと思います!
原因は「前鋸筋」!
「前鋸筋???」ってなりますよね!シオンジムに通っていただいてるみなさんは僕が耳にタコができるぐらい言っているのでなんとなくはわかるかなと思います!

前鋸筋とは・・・肩甲骨から肋骨の1番目から9番目にまでついている筋肉です!
役割は肋骨を締める、肩甲骨を上に回旋させる、下に回旋させる、外側に開かせる、下に下げるという作用があります。つまり肩甲骨を動かすためには必須の筋肉なのです!
その筋肉を使えるようにするエクササイズを紹介します!
まずはこの100均で売ってる柔らかいボールを用意してください。

そして次のように壁と手でボールを挟むようにします。そしてこのままボールを強く腕で押しながらスライドをさせます。戻すときも同様に押しながら戻します。この動作を行うだけで前鋸筋を鍛えることができます。

そして一番大事なのが腕を上に効率よく上げるための動きを身体に覚えさせることができるので「腕の骨→上腕骨」の順番で動かせるように記憶させれます!
もしこのとき上げ切ることに痛みを覚える場合は少しずつ上に上げる距離を出してみてください。最初は上まであげれなくても大丈夫です!
このエクササイズの注意点は腰を反らないようにすることです。腰を反ってしまうと前鋸筋が使えなくなってしまいますのでご注意を。

以上の点を気をつけていただきぜひ肩がスムーズに動かせるようにしていきましょう!
このようにシオンジムではボディメイクだけでなく「機能改善」も行っていますので、ムキムキになりたいという方だけでなく「体を元通りに直したい」という方もぜひお越しいただけると嬉しいです!
シオンジムでは体験も行っておりますので気になった方はぜひご連絡ください!たくさんの方をお待ちしております。
最後まで見ていただきありがとうございました!