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筋肉を育てるにはPart2「特異性の原則」

2025.9.19

皆さんこんにちは!千葉県八千代市にあるシオンジムの代表トレーナー山﨑です!

前回に引き続き「筋肉を育てるには!」のPart2。「特異性の原則」というものについて今回はお話をしていきたいと思います。

(なんか1回目から筋肉を鍛えるだけなのに考えること多くないか…)と思った方いるかもしれませんがそうなんです…筋肉を鍛えるには意外とただやるだけではなく「トレーニングの原理・原則」に則って鍛えてあげないと本当に、本当に、効率よく育っていかないんですよね…そんなわけでぜひ今回もご覧いただけたらなと思います!

「特異性の原則」とは?

「特異性の原則」とはもう簡単です。めちゃくちゃシンプルに考えていただいて大丈夫です。

『スクワットをしたら、脚が鍛えられる』

はい。これです。究極を言ってしまうとこれが「特異性の原則」です。

どんな難しい話されるんだろうと思った方は拍子抜けしたかと思います…簡単に言ってしまうとこれで終わりなんです。。。

「特異性の原則」とは身体にトレーニング刺激を与えてあげるとそれに対して特異的な適応が起こる。

・筋力トレーニングをしたら筋肉が大きくなる

・持久力トレーニングをしたら筋持久力の強化

特例でなければこの逆は起こりません。野球のボールを投げる練習を毎日してるのにサッカーボールを蹴る動作が上手くなることは絶対にあり得ませんよね?こんな感じです!

先ほど「特例でなければ」と書きましたがどう言った場合が特例か。

それは「筋トレ初心者」にこの特例が当てはまります。

「ベンチプレス」という胸を鍛える種目があります。これが中級者、上級者であればこの種目で胸をピンポイントで効かすことができるようなりますが、「筋トレ初心者」の方の場合、バーベルを支えて持つ時点で「上腕三頭筋(二の腕)」にかなり効いてきます。

胸を強化しているのに上腕三頭筋(二の腕)が鍛えられてしまっている。まさに「非特異性」です。(超厳密にいうと中級者上級者でもベンチプレスで上腕三頭筋に刺激は入ってはいますが、、、)

ではなぜこのような現象が起こるか。前回のブログの記事を思い出していただきたいです。

それは「漸進性過負荷の原則」ですね。毎日継続し少しずつ過負荷を上げて徐々に体力レベルを上げていくこと。

初心者の場合、中上級者の方と比べると当然ではありますがいろんな部位が弱いです。なので「胸を鍛えるためにバーベルを支える」というだけで上腕三頭筋の過負荷になります。

このように初心者の方が何かを始める時プラスアルファでの効果が凄まじいです。何かを鍛えると2、3の効果がついてきますのでこれはやるしかないですよね!

まとめ

「漸進性過負荷の原則」と「特異性の原則」この二つがトレーニングの原理・原則になります(実はあと一つあります)がこの二つをまとめさせていただくと、、、

「漸進性過負荷の原則」=入力

「特異性の原則」=出力

入力の種類によってどんな出力がされるようになるのか。と考えると「おー」となりませんか?

筋肉を大きく育てていきたい!という方はしっかりと重量を扱ったり、回数やセット数を増やして正しいフォームでトレーニング!

自分の目標(特異性)をまずはしっかりと立てて過程(漸進性過負荷)を間違えなければ絶対に結果はついてきますので迷った時は原点に戻ってみましょう!

という感じで原点を知るために「筋肉を育てるためには!」Part2「特異性の原則」について紹介させていただきました!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!