2025.9.13
皆さんこんにちは!千葉県八千代市にあるシオンジム代表の山﨑です!
今回は基本に戻り「筋肉を育てるには?」という内容で進めていきたいと思います。Part1からPart5まで用意しますのでぜひご覧いただければなと思います!
さて早速ですが「漸進性過負荷」という馴染みのない言葉がタイトルにありますが。。。
筋トレをしてる皆さんならご存知かと思いますが、改めてこの「漸進性過負荷」とは何か?ご紹介したいと思います。
初心者だけど筋トレを始めていきたい!筋肉をつけていきたい!という方にはかなり大事な要素になっておりますのでぜひご覧ください。
漸進性過負荷とは?
筋肉を育てていくにはいろんな要素が必要になってきます。筋肉に刺激を与えて筋繊維を破壊していきます。破壊された筋繊維を修復するために食事をし栄養素を送ってあげて回復し筋肉が大きくなる。という流れなのですが一旦今回は「トレーニングだけ」に目を向けていきたいと思います。
先ほど「筋肉に刺激を与えて筋繊維を破壊していく」と書きましたが、人間の体というのは環境に適応しようとする能力があります。すごい能力ですよね。なので一定の刺激を与え続けていくと体が刺激に適応してきてしまい筋肉が破壊されなくなってきます。(環境に適応する能力をホメオスタシスって言いますので覚えておくとかっこいいです笑)
それを防ぐために「トレーニングの原理・原則」というものが存在します。
そのうちの一つが「漸進性過負荷の原則」です。
「漸進性過負荷」という言葉には「漸進性の原則」+「過負荷の原則」という風に二つに分けることができます。
漸進性の原則とは?
「漸進性の原則」とは、「漸進」という言葉を辞書で調べると
”順を追って少しずつ進むこと” ”少しずつ進歩すること”
と書いてあります。これをトレーニングに置き換えると「毎日少しずつトレーニング負荷を上げていく必要がある」ということになりますね。
過負荷の原則とは?
「過負荷の原則」とは
”日常で受けている刺激を少しだけ超えるような刺激を体に与えてあげる”
例えばベンチプレス60キロ10回✖︎3セット。これを毎日やっているとします。
そうするとこれは「日常で受けている慣れた刺激」となってしまい筋肉の成長は見込めません。
しかしこのメニューを「65キロ10回✖︎3セット」に変えてあげます。
そうすると「日常で受けていない慣れない刺激」を身体に与えてあげています。慣れていない刺激「過負荷」になります。
そして過負荷の原則には重さをあげていくだけが過負荷ではありません。
「セット数を増やす」「普段やらない種目を行う」「1セット当たりの回数を増やす」「休憩時間を短くする」
などこのような形でも過負荷の原則にのっとります。
そしてこの二つの原則を合わせると…
漸進性過負荷とは、身体を成長させ続けるために自分の身体がトレーニングの刺激に慣れないように強度を徐々に上げたりしていき、継続的に新しい刺激を与え続けてあげる。
ということになりますね!
10日に1回だけ思いっきりトレーニングしても効果は薄くなってしまいますし、毎日やっていても過負荷がなければ成長は見込めなくなってしまいます。毎日継続して急に過負荷を強くしてもそれは漸進性ではなく強すぎる負荷がかかり怪我につながってしまいます…
めちゃくちゃ簡単にまとめると
「コツコツ頑張りましょ!!!!」
はい!これです!最後ぶん投げちゃいました!笑
ですが本当にこれにつきます!
そして最後になりますがトレーニングの楽しさを伝えるのはトレーナーの務めです。どんだけ原理・原則に則ってもトレーニングを「楽しい!」と思えなければ継続は難しいです。
その楽しさをお伝えするのが僕たちトレーナーの務めだと思っています。そして皆さんが自分の身体をどうしたいか。そこに向けて全力でサポートしていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします!
ということで筋肉を育てていくためにはパート1「漸進性過負荷の原則」になりました!
最後までご覧いただきありがとうございました!