2024.9.9
皆さんお疲れ様です!シオンジム代表の山﨑です!
いやぁ突然なのですが急にこんなことを気になってしまいまして・・・
「体幹を丸める筋肉と伸ばす筋肉、なんでこんなに差があるんだろう…?」
と思ってしまったんですよ。おかしいと思いませんか?背中をそらす筋肉はやたら多いんですよ。脊柱起立筋と言われている筋群「腸肋筋」「最長筋」「棘筋」
に対して丸める筋肉はというと…「腹筋」しかないんですよねw
細かいことが気になったので色々まとめて自分なりに解釈してみました。今日のブログはひとつみなさまと「人間の体の進化について」一緒に楽しめたらなと思います。それではよろしくお願いします!
イントロ
私たち人間の身体は、何百万年にもわたる進化の過程で形成されてきました。その進化の歴史は、私たちが日常的に行う動作やフィットネスのパフォーマンスに深く関わっています。今回は、進化の観点から見た人間の身体の特徴を掘り下げ、現代のフィットネスにどのように活かせるかを探ってみましょう。
二足歩行は、人類を他の動物から際立たせる特徴の一つです。およそ600~700万年前、私たちの祖先は直立して歩く能力を発達させました。この二足歩行への進化により、私たちは視界を広げ、遠くの危険や食料を見つけることができるようになりました。また、長距離を効率的に移動することが可能になり、狩猟や採集において大きな利点を得ることができました。
この進化が現代のフィットネスにどのように関連しているのでしょうか。姿勢の改善やウォーキングトレーニングは、二足歩行の特性を最大限に活用するための重要な要素です。正しい姿勢を保つことで、腰痛や肩こりの予防だけでなく、全身の筋肉を効果的に使うことができます。
二足歩行の進化に伴い、私たちの手は自由になり、道具を使う能力が飛躍的に向上しました。これは私たちが進化の過程で培ってきた重要な能力です。現代のフィットネスにおいても、ダンベルやバーベル、トレーニングマシンなどの器具を使ったトレーニングが非常に効果的であることがわかります。
ウェイトリフティングなどのトレーニングでは、手の巧みな操作と全身の協調が求められます。進化の中で培った手の自由と道具を使う能力が、これらのトレーニングにおいても非常に重要な役割を果たしています。
人間の体幹は、直立姿勢を維持するための重要な役割を果たしています。背中の伸展筋が強力で、屈曲筋は比較的少ないというバランスは、私たちが長時間立っている間、体を安定させるために進化してきた結果です。
しかし、体幹を支えるには、伸展筋と同様に屈曲筋の強化も欠かせません。特に腹直筋や腹斜筋などの屈曲筋を鍛えることで、体幹全体のバランスが整い、運動パフォーマンスが向上します。進化的背景を理解しながら、これらの筋肉群をバランスよく鍛えることが、現代のフィットネスにおいて非常に重要です。
人類が他の動物と異なるもう一つの特徴は、優れた持久力です。人間は、短距離のスプリントでは他の動物に劣るかもしれませんが、長距離を走り続ける能力においては群を抜いています。この持久力は、古代の狩猟や採集活動で重要な役割を果たしました。
現代のマラソンや長距離走トレーニングは、この持久力の進化の賜物です。私たちの身体は、長時間の持続的な運動に適応しており、それを最大限に活用することで、健康やフィットネスレベルを向上させることができます。
進化の観点から私たちの身体の特徴を理解することで、現代のフィットネスにおける新たな視点が開けます。私たちの身体は、何百万年もの進化の過程で培われたポテンシャルを持っています。それを理解し、適切に活用することで、フィットネスの成果を最大化し、より健康で強靭な体を手に入れることができるでしょう。
そして私達の体にはたくさんの「感覚器官」が存在します。
筋トレをし「筋肥大」を狙って行く皆様にはここを使いこの進化の歴史に触れながら自分の体を強化していくと更なる「ボディメイク」が可能になるのではないでしょうか?
本日のブログはここまで!長くなりましたが最後までご高覧いただきましてありがとうございました!