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運動学習とは?新しいスキルを身につけるメカニズムを理解しよう

2024.8.28

皆様こんにちはシオンジム代表の山﨑です!

今日はちょっとばかしですが難しい内容となるのですが、皆様も筋肉だけでなく頭も使ってブログを読んでいただけたらなと思います。

今回のタイトルの「運動学習とは?」なのですが…

めっちゃ大事です。

運動を習得する過程は、ただ体を動かすだけではありません。脳と体が協力して、新しい動きを学び、改善していくプロセスが関与しています。今日は、その「運動学習」について、基本的な考え方や重要性を解説していきます。

運動学習とは?

運動学習とは、新しい運動技能や動作パターンを獲得し、それを持続的に再現できるようになる過程のことです。このプロセスは、単なる筋力トレーニングや反復練習とは異なり、神経系がどのようにして効果的な動きを学習するかが重要になります。

運動学習のステップ

運動学習にはいくつかのステップがあります。まず、認知段階では、新しい動きを理解し、それを頭の中でイメージすることから始まります。次に、連合段階では、その動きを繰り返し行うことで、スムーズに実行できるようになっていきます。最後に、自動段階では、動きが無意識的にできるようになり、特に意識しなくてもスムーズに実行できるようになります。

次回のブログではここの「認知、連合、自動化段階」について詳しくお話ししていきたいと思います。

感覚の役割

運動学習において、視覚、聴覚、触覚といった感覚が非常に重要です。例えば、新しい動きを学ぶ際には、視覚情報を活用して正しいフォームを確認し、触覚を通じて体の動きを感じ取ることで、より効果的な学習が可能になります。

視覚情報を活用して、と書いてありますがじゃあ視覚情報詳しく!となっている(かなw)皆様には過去のブログ「視覚について」をご覧ください。

自分がよく言っている筋トレだけでは筋トレは上手くならない、筋肥大しない。という理屈はここからきてます。

自分の体を思い通りに動かすには「視覚」からの情報が脳に伝わってそこからイメージ通りに動かしていきますよね。そして自分のイメージ通りに動かないままそれに気づかずトレーニングで効かないからひたすらフォーム追求ばかりしていたらどうなることでしょうか…。

新しい情報がなく同じことを繰り返していては「新しい感覚情報」は入ってこないので怪我や効率の悪さへと繋がってきます。

まとめ

運動学習は、単なる体力や筋力の向上を超え、動きの質を高めるために不可欠なプロセスです。シオンジムでは、この運動学習をサポートするためのトレーニングメニューを用意しています。新しいスキルを習得したい方は、ぜひ一度お試しください。