2026.1.19
「姿勢を良くしよう」「背筋を伸ばそう」
よく聞く言葉ですが、実際に“真っ直ぐ立てている人”はほとんどいません。
多くの方は、真っ直ぐ立っているつもりでもどこかで体を支えすぎています。
腰、太もも、ふくらはぎ、首。
本来そこまで頑張らなくていい筋肉が、無意識のうちに働き続けている状態です。
問題は筋力不足ではありません。
体のパーツ同士の位置関係がズレたまま立っていることです。
骨盤の上に背骨が自然に乗り、胸郭、そして頭が積み重なっている。
この「骨の積み上げ」が崩れると、筋肉が代わりに体を支え続けることになります。
その結果、
立っているだけで疲れる。
呼吸が浅くなる。
トレーニングをしても、特定の部位ばかりが張る。
姿勢を“正そう”と意識すればするほど、
余計に力が入り、かえって体のバランスを崩してしまうことも少なくありません。
大切なのは、
どこを頑張るかではなく、
どこを頑張らなくていい状態を作るかです。
そのために、ピラティスやヨガといったものが存在しています。
これらは筋肉を鍛えるためのものというより、
骨の位置を把握し、骨がどう動いているかを認知するための手段です。
自分の体が今どんな位置関係にあり、
どこが動き、どこが動いていないのか、それに気づけるようになることで、
余計な力みは自然と減っていきます。
シオンジムでも、いきなり鍛えることはしません。
まずは、立つ・呼吸する・動く中で、
「自分の体が今どうなっているか」を感じ取れる状態を作ります。
真っ直ぐ立てるようになると、
動きが変わり、疲れ方が変わり
トレーニングの効き方も大きく変わります。
鍛える前に、まず立つ。
それだけで体は、思っている以上に変わります。