2025.10.20
「もっと重い重量を持てるようになりたい」
「SNSで〇kg上げてる人を見て焦る」
トレーニングをしていると、こう感じることってありますよね。
実際、僕自身も昔は“重量=成長”だと思い込んでいました。
でも、たくさんのお客様を指導し、自分の体でも試し続けた結果…
**「重さだけを追うことには限界がある」**と気づいたんです。
むしろ、正しく使える身体ができれば、高重量も安全に伸ばせると考えています。
大事なのは“順番”。
① 体の使い方を覚える
② 狙った筋肉に効かせられる
③ 安定してコントロールできる
→ その結果として重量が伸びる
この土台を飛ばしていきなり重さを追うと、代償動作で違う所ばかり使ったり、関節や腰に負担がかかったり、フォームが崩れて怪我につながったりします。
「頑張ってるのに成長しない…」と感じている人ほど、実は“使い方”が原因のことが多いです。
軽くてもめちゃくちゃ効く
狙った筋肉にピンポイントで刺激が入る
余計な力みが消える
関節や靭帯への負担が軽減される
そして結果的に重量も伸びる
つまり、“軽くても効かせられる人”が、最終的に“重さも扱える人”になるんです。
「身体の使い方を知ったり、柔軟性を上げたら前より可動域が増えて効きやすくなった」
「痛みが消えて、むしろ記録が伸びた」
「今まで苦手部位だった筋肉の“効いてる感”がわかった」
こういう声、本当に多いです。
特に面白いのは、中級者ほど劇的に変わるということ。
ある程度トレーニング経験がある人でも、「正しく使えた瞬間に世界が変わる」んです。
シオンジムでは「表面的なフォーム」ではなく、「骨・関節・筋肉の連動」まで見ていきます。
ただ動作を教えるのではなく、“なぜその動きになるのか”“どの筋肉を使いたいのか”を一緒に理解してもらいます。
だからこそ、自分の体を自分でコントロールできるようになり、一生使える技術になるんです。
僕は思います。
重さを追うこと自体は素晴らしい。重さを扱えることも最高だと思います。
でも「使い方」が整っている人が追うから価値がある。
土台ができた人が、最終的に一番強くなる。
重さをコントロールできる人が、一番カッコいい。
そして何より、体を壊さず、長く成長し続けられる。
これが、僕が“高重量より使い方”を重視する理由です。
「今の自分のトレーニング、ちゃんと狙ったところに効いてるかな?」
「重さを追う前に、やるべきことがあるかも…」
もし少しでもそう感じたら、それは“伸びるサイン”です。
シオンジムは、重さを否定しません。
あなたが“正しく強くなる”ための土台を、一緒に作っていく場所です。