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感覚の理解シリーズ:前庭覚の重要性

2024.6.15

シオンジムの皆さん、こんにちは!

今回は感覚の理解シリーズの第三回として、前庭覚(ぜんていかく)についてお話しします。「前庭覚って何?」ってなる方も多いと思います!

前庭覚はめちゃくちゃ簡単にいうとバランス感覚!空間認識能力!です!

前庭覚は、私たちの身体がバランスを保ち、空間の中で自分の位置を正確に把握するために欠かせない感覚です。前庭覚を理解し、鍛えることで、トレーニングの効果を最大限に引き出すことができます。

前庭覚の仕組み

前庭覚は、内耳にある前庭器官によって感知されます。前庭器官は、頭の位置や動きを感知し、脳に情報を送ることでバランスを保つ役割を果たします。具体的には、前庭器官は耳の奥にあり、半規管と耳石器(耳石嚢と卵形嚢)から構成されています。これらの器官が頭の動きや重力を感知し、身体のバランスを調整します。

前庭覚とトレーニング

前庭覚がトレーニングに与える影響は非常に大きいです。バランストレーニングや動的ストレッチングは、前庭覚を鍛えるための効果的な方法です。これらのトレーニングは、筋力や柔軟性だけでなく、バランス感覚を向上させる効果があります。

前庭覚を鍛える方法

前庭覚を鍛えるための具体的なエクササイズをいくつか紹介します。

1.  バランスボードトレーニング
•   バランスボードに乗り、バランスを保つことで前庭覚を鍛えることができます。初めは片足でのバランス保持から始め、徐々に動きを加えていきましょう。
2.  トランポリンエクササイズ
•   トランポリンでのジャンプは前庭覚を刺激し、バランス感覚を向上させます。簡単なジャンプから始め、複雑な動きを加えていくと効果的です。
3.  回転運動
•   頭を回転させる動きも前庭覚を鍛えるのに役立ちます。椅子に座ってゆっくりと回転したり、立ったまま首を左右に回す運動を取り入れてみましょう。

前庭覚の障害とその対処法

前庭覚に障害があると、バランスを保つことが難しくなり、めまいやふらつきが生じることがあります。このような場合は、リハビリテーションやトレーニングを通じて前庭覚を改善することが可能です。専門家の指導の下で行うことが重要です。

まとめ

前庭覚を鍛えることは、運動パフォーマンスの向上だけでなく、日常生活の質を向上させるためにも非常に重要です。

前庭覚が弱いことによって自分の身体を思い通りに動かせないということは狙った場所にバーベルを落とすこと、胸を張ることなど脳と身体の動きにギャップが出てきてしまいます。

そうなると「トレーニングの効率が落ちる」というのは想像つきますよね…汗

シオンジムでは、前庭覚を意識したトレーニングを取り入れ、皆さんのバランス感覚を向上させるサポートを行っています。ぜひ、日常のトレーニングに前庭覚を意識して取り入れてみてください!

シオンジムでお待ちしています!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

シオンジム代表 山﨑